IHIは石炭火力発電所向けなどに、アンモニア混焼技術の商用化に向けた取り組みを加速する。すでに出力2000キロワット級のガスタービンで、燃料に占めるアンモニア比率20%の混焼実験に成功済み。今後は混焼比率をさらに高めて50%以上にすることや、商用化に向けた大型ガスタービンの展開研究を進める。2023年度にボイラでの実証実験を開始、25年度めどに商用化を目指す。
商用化研究は相生工場(兵庫県相生市)内の石炭燃焼試験設備と、横浜事業所(横浜市磯子区)内のアンモニア混焼ガスタービン試験設備を中心に進めている。
アンモニアは…
日刊工業新聞電子版で続きを読む
(電子版への会員登録・ログインが必要です)