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住商、ベトナムで工業団地販売 工場進出需要取り込む

【2023年12月27日付 総合4面 日刊工業新聞電子版

住友商事はベトナム中部クアンチ省でクアンチ工業団地の販売を開始した。フエ省省都のフエ市中心部から北西に約50キロメートル、自動車で約1時間の場所に位置し、約100ヘクタールの開発を予定する。高い経済成長が見込まれるベトナムで工場進出需要の取り込みを狙う。

ベトナム中部はタイなどがあるインドシナ半島を横断する「東西経済回廊」の東の起点で、空港や港湾などの物流インフラが充実している。ベトナム政府は国土の均衡的な発展を目指し、同国北部のハノイ市や南部のホーチミン市一帯にとどまらず、中部エリアでの投資環境の整備にも注力している。

住友商事はハノイ市近郊で3カ所の工業団地を開発・運営しており、12月現在で合計の開発面積は1000ヘクタールを超え、入居企業は240社に上る。

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