【宇都宮】栃木県企業局は2025年度に予約分譲案内を行う予定の「みぶ中泉産業団地」(栃木県壬生町)で、企業が複数区画をまとめて取得できる「区画パターン選択方式」を導入する。最大で計11万平方メートルが取得可能になる。大規模用地への立地需要に応える。
同団地は団地面積が19万5000平方メートル、分譲面積は15万4000平方メートル。計6区画だが、取得する企業の希望に応じ、最大で3区画分をまとめて分譲できるようにする。まとめて分譲する区画間の道路を整備しないことも可能。
区画パターン選択方式は、同団地以降の産業団地開発でも導入を検討する。
これまで3万―5万平方メートル程度の区画に分割して分譲するケースが多かった。企業局や栃木県東京事務所に、大規模用地の問い合わせが増えており、需要に応えることで栃木県への企業立地を後押しする。