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大川精螺、ブレーキホース用継ぎ手金具をインドネシア生産 関税対策

【2025年5月9日付 中堅・中小企業面 日刊工業新聞電子版

大川精螺工業(東京都品川区、大川知樹社長)は、2026年8月をめどにインドネシアで自動車のブレーキホース用の継ぎ手金具を生産する。タイの自社工場から半製品を送り、インドネシアで圧入、溶着、熱処理をして完成品とする。インドネシア政府の現地調達率向上策に基づく現地日系自動車部品メーカーの要請を受け、見込まれる関税の引き上げの回避につなげる。

大川精螺工業はインドネシア西ジャワ州カラワンのKIIC工業団地に全額出資のオオカワ インドネシア マニュファクチャリングを設立した。インドネシアでの生産能力は月200万個で、稼働当初は月120万―130万個の生産を見込む。

資本金は日本円で約2億円。連続式ブレージング炉や

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