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愛媛県、西条市に産業用地 半導体など誘致

【2025年6月25日付 西日本面 日刊工業新聞電子版

九州・関西の要

【松山】愛媛県は瀬戸内エリア中心部の西条市に「愛媛県東予港西条地区産業用地」を開発し、2026年中に約30ヘクタールの産業用地1区画の募集を始める。地盤改良整備を25年度から26年度にかけて行い、27年に同整備を完了。早くて同10月には契約者に引き渡す考え。注力する半導体産業などの誘致につなげる。価格は現時点で未定だが、愛媛県担当者は「1平方メートル当たり2万円台に収まるように努力したい」としている。

同産業用地が立地する西条市は九州と関西を結ぶ海上・陸上交通の要衝。5000トン級の船が着岸できる長さ130メートル、深さ7・5メートルの岸壁や天然ガスパイプラインや特別高圧線も整備する。石鎚山系から流れる軟水が豊富で、水源は黒瀬ダムの工業用水を活用。基本料金は1立方メートル当たり24円20銭となる。

愛媛県は製造装置や素材メーカーなど

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