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三五、愛知・福田工場を再編 大物プレス部品に対応

【2025年6月11日付 自動車・モビリティー面 日刊工業新聞電子版

排気系は新工場に集約

【名古屋】三五(名古屋市熱田区、水野昭智社長)は、排気系部品を主力としていた福田工場(愛知県みよし市)をプレス・ボディー部品の工場として再編する。自動車の電動化を背景とした内燃機関部品の市場縮小を想定し、大型プレス機を導入するなど大物プレス部品を強化する。従来の排気系事業は2027年5月に竣工予定の新工場に集約する。また25年5月に完成した福田工場物流センターでは物流量の増加に対応し、整流化を進め競争力を高める。

ダッシュパネルやルーフサイドインナーなど大型車体部品の受注を拡大しており、福田工場に加圧能力2000トンの大型プレス機を2台導入済み。27年にも新たに同3500トンの大型プレス機を稼働する計画で、生産能力は2―3割向上する見込み。超高張力鋼板(ハイテン材)への対応も強化する。

エキゾーストマニホールドやマフラーなどの排気系部品は、

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