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アサヒニイズマの挑戦 先端設備・人材育成両輪に(上)マザー工場で大物対応

【2025年7月10日付 東日本面 日刊工業新聞電子版

試作・量産重ね信頼構築

アサヒニイズマ(山形県鶴岡市、新妻知幸社長)が、半導体、精密機器、内燃機関などの量産部品や大型部品の受注を伸ばしている。足元は過去最高の業績で推移する。生産性を高めながら受注増に対応するため、大型5軸加工機を含む先端の工作機械に積極投資。併せて技術者の育成に注力する。高付加価値の生産体制を支える先端設備と人材を両輪とし、他社に容易にまねできない工場を確立する。(2回連載)

山形県の旧朝日村(現鶴岡市)。羽黒山・月山・湯殿山の出羽三山を仰ぐ工業団地に、アサヒニイズマは工場を構える。3棟ある工場の内部には約100台の工作機械が整然と並び、うちマシニングセンター(MC)は60台。複雑形状の部品を効率的に精度良く加工する5軸機を17台そろえる。

2024年から25年にかけて、

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