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鈴与、ハラール認証取得 インドネシア現法で非自動車分野を強化

【2025年7月8日付 生活・建設・運輸・医療面 日刊工業新聞電子版

【静岡】鈴与(静岡市清水区、鈴木健一郎社長)は、インドネシア現地法人でハラール製品保証制度の認証を取得した。対象は西ジャワ州ブカシ県にあるチビトゥン倉庫。ハラール商品の保管・荷役・流通加工の対応が可能になり、同倉庫で管理される製品に正規のハラール認証マークを表示できる。ハラール対応物流の実施により、今後拡大が見込まれる非自動車分野へのサービスを強化する。

スズヨインドネシアが運営する同倉庫は、同県のMM2100工業団地内にあり、総面積6700平方メートル。2輪完成車、2輪・4輪部品、消費材などに加えて、今後はハラール商品の取り扱いに対応する。

インドネシアでは2024年10月から、同国内製造の飲食品に対し同認証が義務化になった。今後は化粧品、医薬品などに段階的に拡大する見込み。スズヨインドネシアでは現地顧客のニーズに対応を図るため、同年9月から同認証取得の準備を進めていた。

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