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丸井産業、岐阜に建設資材倉庫 関西・中部に翌日配送

【2025年2月5日付 素材・建設・環境・エネルギー2面 日刊工業新聞電子版

【岐阜】丸井産業(広島市西区、下瀬ゆみ子社長)は、岐阜県安八町に自社製を中心とした建物や設備、電設などの資材・部品の物流センターを開設する。2029年1月に稼働する予定で、同町と立地協定を結んだ。関西・中部地区に30ある営業拠点に、受注から建設現場への翌日配送を基本に製品を供給する。同社の物流センターとしては3カ所目で、投資額は計120億円。受注拡大に備え、近隣で新工場の建設も検討する。

高速道路のインターチェンジに隣接する安八町の「安八スマートインターチェンジ工業団地」で、3万6400平方メートルの土地を26年秋までに取得。4メートルの対象物を扱えるタイプを含め、合計の延べ床面積が1万6500平方メートル程度の自動倉庫棟3棟を建設する。

同社は補強材や支持材など多様な建設資材・部品を生産しており、24年5月期の売上高は641億円。これを31年5月期に1000億円にする方針で、25年1月には物流センターのある茨城県阿見町に同社で2カ所目となる工場を着工した。

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