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名古屋化学工業所、千葉に高機能樹脂材研究拠点 半導体・医療向け開拓

【2025年7月23日付 西日本面 日刊工業新聞電子版

【名古屋】名古屋化学工業所(名古屋市守山区、岡田卓也社長)は、千葉県野田市にポリイミド樹脂など高機能樹脂材料の研究拠点を建設する。2026年春の稼働を計画する。投資額は1億―1億5000万円を想定。高い耐熱性、絶縁性を持つポリイミド樹脂を切り口に、半導体、医療など成長分野で用途開発を進める。化学や素材系の人材確保にも役立てる。

野田市にある関宿はやま工業団地内の土地約4000平方メートルを取得し、2階建て、延べ床面積約600平方メートルの研究拠点を建設する。1階にラボ室や少量試作が可能な設備を設置。2階はオフィスなどにする。3人で業務を始め、状況に応じて増員を検討する。

ポリイミド樹脂は自動車向けが主力で、

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