SBIホールディングスは2020年度内にも、香港から撤退する方針を固めた。すでに複数ある拠点の一部を閉鎖した。香港をめぐる国際環境の変化を受け、国際金融センターとしての機能が薄れたと判断した。日本政府や同社が進める日本の金融都市構想も背景にある。 SBIHDは香港に現地事業の持ち株会社や証券、医療関連などのグループ会社を置くが、いずれも現地事業から撤退する方向だ。現地従業員は数十人規模で、業績影響はほぼないとみられる。 同社は大阪、神戸地区に海外企業を誘致して… 日刊工業新聞電子版で続きを読む (電子版への会員登録・ログインが必要です) 【関連記事・情報】 【連載】アジア人材活用術(7)香港−香港人の強い自立心を尊重 【連載】アジア人材活用術(17)香港 香港人の本質理解が定着の秘訣 香港SBIホールディングス国際金融センター関西金融都市構想