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福島浜通り創生へ(5)

【2025年3月17日付 東日本面 日刊工業新聞電子版

ハイテク・次世代エネ先導

福島県浜通り地域(沿岸部)の自治体による産業団地の造成、産業集積が活発だ。東日本大震災・東京電力福島第一原子力発電所事故からの創生に向け、南相馬市などを中心に進出企業の工場建設も進む。福島国際研究教育機構(F―REI、福島県浪江町)も本格的な自主研究を始め、今後の成果を地域のハイテク技術実装につなげる。新産業が動き出している。

南相馬市では福島ロボットテストフィールド(RTF)を実証拠点に、ロボット・無人航空機、航空宇宙産業が集積する。RTFと周辺の工業団地、南相馬市産業創造センターには、40以上の事業者が研究拠点を、数社が組立工場をそれぞれ置く。

同市は新産業に取り組むベンチャー企業への

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