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2025自治体 産業政策の目玉(8)広島県 東広島を半導体集積地に

【2025年4月16日付 西日本面 日刊工業新聞電子版

用地整備・助成制度を拡充

広島県は2025年度当初予算に、新規事業として広島県東広島市の入野地区に新たな産業団地を開発するための予算を計上した。同県の産業用地は23年に同三原市の産業用地を完売し、まとまった土地がない状況だった。産業用地整備と合わせて助成制度の拡充により、成長産業である半導体や半導体製造装置など関連産業の集積を進める方針だ。

広島県は25年度当初予算に入野地区の産業用地開発に向け、測量や地質調査などの費用として1億2200万円を計上した。入野地区は1994年に土地を取得したが、バブル経済の崩壊など環境変化により整備事業を休止。取得した土地は「ほぼ未着手で山林のままになっている」(産業用地課)という。

開発面積は約26ヘクタールで、

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