Powered by 日刊工業新聞

特集

マチノカタチ 福島県浪江町の青写真(2)継続的な産業創出に注力

【2025年12月9日付 日刊工業新聞 東日本】

積極誘致、地域経済を再生

今年度中に復興計画(第3次)後期基本計画を策定する(浪江町役場)
福島県浪江町が2025年度内の策定を目指す復興計画(第3次)後期基本計画の素案には、五つの「復興の基本方針」がある。その中の一つ「夢と希望のある産業と仕事づくり」に「新たな産業と雇用の創出」という施策が組み込まれている。素案にはその施策として、福島国際研究教育機構(F―REI、浪江町)との連携が記されている。

施策の取り組みの一つ「企業誘致の推進」では、今後とも適切な産業用地の確保と、東日本大震災からの復興や新たな産業創出などにつなげる国家プロジェクト「福島イノベーション・コースト構想」や、F―REIの立地、浪江国際研究学園都市構想に基づくプロジェクト関連産業を誘致していく。さらに地域経済への波及効果を促進すべく、プロジェクト関連産業と地場産業の連携をより一層推進していく必要があると記した。

そこで、引き続き

日刊工業新聞電子版で続きを読む(電子版への会員登録・ログインが必要です)

ページトップ