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広川製作所、本社工場移転 多品種少量に対応

【2019年8月21日付 中小企業・地域経済面 日刊工業新聞電子版

米沢オフィス・アルカディアで建設が進む新本社工場

【山形】広川製作所(山形県米沢市、広川勝社長、0238・28・1856)は、9月末までに本社工場を米沢市内の米沢オフィス・アルカディア内に全面移転する。生産スペースは従来より約2・7倍を計画。受注機会の損失を防ぐ狙い。樹脂の切削加工技術が強みで、半導体関連分野などの受注増に対応する。総投資額は約4億5000万円を見込んでいる。

新本社工場は10月1日の稼働を予定。敷地面積は約4600平方メートルで、平屋建ての工場部分は延べ床面積が約1300平方メートルの規模になる。CAD/CAM(コンピューター利用設計・製造)関連や5軸のマシニングセンター(MC)などを導入する。

全面移転する産業団地内には、山形大学有機エレクトロニクスイノベーションセンターなど研究開発拠点も立地。広川製作所は、2018年に山形大が設けた有機材料システム事業創出センター内に第2工場を設置。フッ素樹脂の溶接技術の研究開発にも取り組んでいることから、研究開発部門の強化も進める。

同社はプラスチック部品の切削加工に特化し、多品種少量生産を得意とする。フッ素樹脂、アクリルなど各種プラスチック素材の精密加工や微細加工を手がける。広川社長は「今後も一段とハイレベルの加工に取り組む」としている。20年3月期の売上高は約3億円を見込んでいる。

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