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ブラザー工業、中国のMC生産拠点に新工場棟 来年4月稼働

【2020年8月26日付 機械・航空機 2面 日刊工業新聞電子版

【名古屋】ブラザー工業は、主軸30番手の立型マシニングセンター(MC)を生産する中国・西安市の工場(写真)で倉庫棟を12月に完成し、2021年4月に稼働する。工場棟に分散しているMC完成品の保管を集約し、空きスペースを生産に使う。新倉庫は組立工場に転用もでき、合計で生産能力は4割増える。投資額は非公表。中長期での現地のMC需要拡大に備える。

中国の生産子会社、兄弟機械(西安)に設ける新倉庫は平屋建てで床面積は9000平方メートル。床構造が工場仕様で、社外に倉庫を賃借すれば工場に転用できる。19年11月に完成予定だったが、設計変更などにより完成時期が延びた。工場への転用時期は未定。

西安ではMCの主力機種「S」シリーズとパレットチェンジャー標準装備機「R450」を生産し、

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