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コタベ、4億円投じ鹿児島営業所を移転拡張 化学品など安定供給体制

【2021年7月27日付 西日本面 日刊工業新聞電子版

【鹿児島】コタベ(山口県下関市、石川洋平社長)は、約4億円を投じて鹿児島営業所を拡充移転する。自然災害の影響を考慮して設備を大型化する。同社の取引先は半導体関連や自動車関連、酒造、食品メーカーなど。メッキ関連の薬品といった化学品や排水処理資材などの安定供給を維持する。

新たな鹿児島営業所は鹿児島県日置市の徳重工業団地内。敷地面積は既存の同営業所の約9倍の5233平方メートル。建物面積は同4倍の約1200平方メートル。事務所棟は2階建て、倉庫は平屋。新規に5人を雇用予定。2022年3月に操業する。同営業所の売上高は23年3月期27億円を見込む。

同社は化学品専門商社。化学品、設備機器、理化学機器、食品添加物、高圧ガスなどを販売する。従業員108人。売上高は21年3月期157億円。

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