光栄プロテック(大阪府枚方市、三田雅憲社長)は12日に千葉県白井市で、6メートルの建築向け長尺金属部材の特殊塗装に対応する新工場を稼働する。総投資額は2億2000万円。近隣の既存工場と合わせた生産能力は従来比約2倍となる見込み。首都圏の外資系ホテルやビル向けに「硫化いぶし」「ピアノ調」といった高級感のある仕上げを施す塗装の需要が増えるのに対応する。2023年3月期売上高は21年同期比約50%増の3億円以上を目指す。
新工場「千葉白井第2工場」は同市にある白井工業団地内の既存工場から400メートルほどの距離に完成済み。関東で2カ所目、光栄プロテック全体で5カ所目の工場。千葉の2工場での増員も視野に入れ、会社全体では3割程度の能力増強となる見通しだ。
新工場の延べ床面積は…