経済産業省は日本企業が進出するインドの工業団地について、事業環境を改善する取り組みや成果をまとめた「プログレスレポート」を同国商工省と交換した。現地の各州に工業団地が整備され、同レポートにはインフラの状況などがまとめられている。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴って、工業団地への進出は一進一退のため、同国での事業展開に役立ててもらう。
両国がこのほど工業団地の現状や日本側の投資に向けた考え方などを共有する会合を開いた。同レポートを交換するのは今回が5回目。
日本とインドの両政府が2014年に表明した「日印投資促進パートナーシップ」の一環で、工業団地の開発が決まった。今後も日本企業による投資促進を見込んでいる。