住友商事はベトナムのタンロン工業団地で入居企業向けのクリニックを21日に開設する。オンライン診療や健康診断、セミナーなども提供し、福利厚生の充実を企業に訴求する。同社が工業団地でヘルスケアサービスを提供するのは初めて。6カ国で8工業団地に出資しており、ベトナム以外の国でも将来、ヘルスケアサービスの展開を検討する。
まずはタンロン工業団地に入居する100社弱の企業、約6万人の従業員が対象。住友商事が出資するベトナム管理医療システム事業者インスマートの提携する大手クリニックが診療所を運営し、内科や婦人科などの診察を提供する。
従業員が公的保険を活用した上で…
日刊工業新聞電子版で続きを読む
(電子版への会員登録・ログインが必要です)