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旭東機械、新工場9月稼働 安全で高効率、生産能力5割アップ

【2022年7月21日付 機械・ロボット・航空機1面 日刊工業新聞電子版

【富山】旭東機械製作所(富山県高岡市、般若克彦社長)は、高岡市内に新本社工場を建設し、9月12日に稼働する。工場内の人や物の動線を最適化し、無駄のない生産工程を構築するとともに新規設備を導入。生産能力を現状比5割増にし、主力事業の一つである自動車部品関連で、既存受注の拡大と将来性のある新規受注の獲得を目指す。

新本社工場は敷地面積が約8000平方メートル。2階建てで延べ床面積は約2400平方メートル。北陸自動車道の高岡砺波スマートインターチェンジに隣接する産業団地「ICパーク高岡」内に立地する。

工場内は人や物が効率良く、安全に移動できる動線を確保した。また、社員が快適な空間で作業できるよう全館空調・換気のシステムを採用した。オフィス内は社員それぞれに決まった席を設けず、自由に使うことができるフリーアドレス制を導入。移転に併せて生産管理システムも一新する。

生産設備は現本社工場から移設する。それらに加え、

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