川崎重工業は21日、タイの発電事業向けにガスエンジン「KG―18―T=写真」4基を受注したと発表した。タイ東北部のナコーンラーチャシーマ工業団地に出力3万キロワット級のガスエンジン発電所を建設する事業で、タイのエンジニアリング会社ESCOから受注した。金額は非公表。発電所は2024年初に運転を始める予定。世界最高の発電効率が評価された。タイでの同製品の受注は2件目となる。
タイの大手電力事業者、国営配電会社傘下企業、工業団地運営会社の3社の共同出資会社が、工業団地に電力と熱を併給するためにガスエンジン発電所を建設する。建設を受注したESCOに、川重が同エンジン4基を納入する。
川重は21年、…