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ニプロファーマ、福島・白河市に新工場 経口剤生産

【2022年9月27日付 素材・医療・ヘルスケア2面 日刊工業新聞電子版

ニプロファーマ(大阪市中央区、西田健一社長)は、福島県白河市で新たに取得した土地に経口剤の新工場「白河工場(仮称)」を建設する。2025年6月に竣工し、同年7月に稼働予定。生産開始当初の数量は年間12億錠で、最大24億錠まで増強できる。国内の医薬品需要の高まりを受け自社のジェネリック医薬品(後発薬)製造や医薬品受託製造の能力を増強し、今後の数量拡大に対応する。総投資額は約130億円。

新工場は福島県営工業団地「工業の森・新白河」に立地する。敷地面積は約5万平方メートルで、延べ床面積は約1万3000平方メートル。新規に約100人を雇用する。事業継続計画(BCP)対策の一環として、地盤の安定した土地に低階層の新工場を設置することで、地震などの災害にも耐えて安定供給体制を確保する。

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