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宮城製粉、宮城・亘理町にレトルト食品新工場 本社も移転

【2022年9月7日付 東日本面 日刊工業新聞電子版

【仙台】宮城製粉(宮城県角田市、後藤浩一社長)は、宮城県亘理町にレトルト食品などを生産する新たな食品工場を建設する。同町と立地協定を締結した。亘理工場は早ければ2023年4月に着工し、24年4月の稼働を目指す。新工場の稼働とともに本社を亘理町に移転する。新規採用は約40人を予定。現時点で投資額は「50億円を超える見込み」(後藤社長)としている。

「業務スーパー」を展開する神戸物産グループの宮城製粉は、宮城県内に五つの工場を保有。今回の亘理工場は同社6番目の工場になる。業務スーパー向けに特化した製品が好調に推移し、新工場建設を決断した。22年9月期の売上高は約77億円を見込む。

新工場は亘理中央地区工業団地内に建設する。敷地面積は5万平方メートル。延べ床面積は8970平方メートルの規模を計画。レトルト食品ラインの自動化や深絞りチルド総菜ラインの自動化などに取り組む。

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