Powered by 日刊工業新聞

ニュース

CDエナジー、都内工業団地で次世代電力網

【2022年10月12日付 建設・生活・環境・エネルギー1面 日刊工業新聞電子版

中部電力と大阪ガスが折半出資し関東圏で電気・ガスを販売するCDエナジーダイレクト(東京都中央区、八木貴央社長)は、東京都八王子市で開発中の大型産業団地でスマートグリッド(次世代電力網)事業を行う。圏央道の八王子西インターチェンジ付近で開発する川口土地区画整理事業(170万平方メートル)のうち、2025年の開設を目指している30万平方メートルの工業団地向けに、変電所や配電線の整備と地域EMS(エネルギー管理システム)を構築する。進出企業には太陽光発電設備の導入を推進する。

通常の電力供給に加えエリア内でエネルギーの有効活用を進め、災害時のエネルギー供給も行う考え。将来は隣接して開発する都市公園とのエネルギー融通を含め、地域全体で自然エネルギーの活用を目指す。7日に同社が70%、大和ハウス工業が20%、八王子まちづくり公社が10%出資する事業会社、八王子西スマートグリッドを設立した。

おすすめコンテンツ from Biz-Nova(ビズノヴァ)

最近チェックした情報

ページトップ