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ダイキン、インドネシアに300億円投資 住宅用エアコンの新工場

【2022年11月21日付 電気・電子部品・情報・通信面 日刊工業新聞電子版

ダイキン工業は2024年12月に、インドネシア・ジャカルタ近郊の工業団地で住宅用エアコン(空調機)の新工場を稼働する。投資額は300億円。長期的には年産150万台を見込む。同国でのダイキンのシェアは住宅用が推定20%強でトップを握る。新工場を建設して生産能力を増強し、30%以上を目指す。

ジャカルタ近郊にある業務用エアコン工場に次ぎ、インドネシアでは2カ所目の生産拠点となる。同国は経済成長に伴い中間所得層が増えているが、一日の電力供給に制限がある。このため電力事情に適する機種として、容量は小型で省エネルギー性能が高く、環境負荷の低い冷媒R32のインバーター式エアコンを生産する。

IoT(モノのインターネット)や人工知能(AI)で生産などのデータを可視化・分析し、生産性と品質の向上も図る。

将来は

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