【高崎】小倉クラッチは26日、総額約10億円を投じ、フィリピンに新工場(完成予想図)を建設すると発表した。自動車・電子機器向け電磁コイル、電磁機能部品であるソレノイドを生産する。年産能力は電磁コイルが既存工場比10万個増の450万個、ソレノイドが同33万個増の116万個。「米フォード、米ボルグワーナーからのソレノイド増産要請に応える」(秋山浩一取締役常務執行役員)のが狙い。2023年9月に完成し、10月に生産開始の予定。
フィリピン生産子会社の既存工場(カランバ市)はレンタル工場で、老朽化していることから解約し、新築することを決めた。
新工場はリパ市とマルバー市にまたがる工業団地「リマテクノロジーセンター」に置く。敷地面積は…