Powered by 日刊工業新聞

ニュース

伊藤製作所、インドネシアに新工場 車用プレス部品の能力倍増

【2022年12月07日付 自動車面 日刊工業新聞電子版

【津】伊藤製作所(三重県四日市市、伊藤竜平社長)は、インドネシアに自動車用精密プレス部品の新工場を建設する。総投資額は約11億円。大型部品の受注が増えており、既存工場では手狭になったことから工場の新設を決めた。現地企業との合弁会社「イトウセイサクショ アルマダ」が工場の運営を担う。合弁相手先の所有地にある既存工場(ブカシ県)から移転し、生産能力を従来比2倍に高める。2023年9月の完成を目指す。

新工場はジャカルタ郊外のGIIC工業団地に建設し、敷地面積は約1万4000平方メートル。プレス機、ワイヤカット放電加工機、マシニングセンター(MC)、研削盤などを既存工場から移設する。

従来は加圧能力300トンクラスまでのプレス機で生産していたが、大型の自動車部品の受注を見込んで、600トンクラスのプレス機も新たに導入する。

伊藤製作所は

日刊工業新聞電子版で続きを読む
(電子版への会員登録・ログインが必要です)

おすすめコンテンツ from Biz-Nova(ビズノヴァ)

ページトップ