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東京エレクトロン系、岩手・奥州市に新工場 220億円投資

【2023年3月21日付 総合3面 日刊工業新聞電子版

【盛岡】東京エレクトロンテクノロジーソリューションズ(山梨県韮崎市、佐々木貞夫社長)は20日、半導体製造装置関連の新工場建設で岩手県奥州市と立地協定を結んだ(写真)。同市の新工業団地「江刺フロンティアパークⅡ」に用地約11万2300平方メートルを取得。2025年秋の操業を目指す。総投資額は約220億円。

新工場の延べ床面積は約5万7000平方メートル(1階倉庫、2階生産エリア)を計画。熱処理成膜装置、枚葉成膜装置などを製造する。新棟建設で生産スペースは従来比約1・5倍に広がる。新規雇用を含む正社員・協力会社の雇用は約900人を計画する。

同社は奥州市の既存工業団地で6工場棟を操業中。今回は同市の新工業団地に新棟を設ける。奥州市役所での立地調印式で佐々木社長は「さらに飛躍していきたい」と述べた。

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