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beneficとステップ・エンジ、福島産ヒノキ材で雑貨 レーザー加工で展開

【2023年3月20日付 東日本面 日刊工業新聞電子版

【福島】benefic(山形市、渡辺潤社長)とステップ・エンジニアリング(福島県郡山市、渡辺孝知社長)は、デザイングラスや福島県産ヒノキの端材を活用したコースターなどオリジナルグッズを共同開発した。benefic子会社のあぶくまビール(福島県玉川村)直売所やオンラインショップで4月1日に発売する。

ウェブ制作を手がけるbeneficの渡辺社長は郡山市にある日本大学工学部出身。同市内に拠点を持ち、あぶくまビールではOEM(相手先ブランド)生産のクラフトビールを販売する。そこで県産材にこだわった関連グッズの協業先を探したところ、2022年10月に同市が開いたマッチング交流会でステップ・エンジ創業者の渡辺望如会長と意気投合。「とんとん拍子に話が進んだ」(渡辺社長)という。

ステップ・エンジも実は金属加工が本業。渡辺会長が「10年前に趣味で始めた」アクリル板による一般商材開発のため22年にレーザー加工機を導入したばかり。「あぶくま」にちなんだクマの「ホップくん」などのデザインを彫り込み、同社にとって初のレーザー加工事業となる。グラスは県外産だが、ヒノキ材は福島県郡山地区木材木工工業団地協同組合から提供を受ける。

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