【宇都宮】栃木県は奥州物産運輸(宮城県東松島市、菅井武英社長)と栃木県矢板市の「矢板南産業団地」の土地売買契約を結んだ。契約面積は9500平方メートルで、売買金額は約9300万円。今回の分譲で同団地は完売した。奥州物産運輸は床面積3300平方メートルの平屋建て倉庫を2023年末までに着工し、24年春に開設する。東北―関東間の輸送の中継拠点として役立てる。
奥州物産運輸は東松島市内に本社、倉庫を置き、トレーラーで東北、関東一円に合板を輸配送する物流企業。労働時間の法規制強化でドライバー不足が懸念される「2024年問題」対応を念頭に、同産業団地への進出を決めた。
22年秋に全便を下道運行から高速道路利用へ切り替え、…