静岡県掛川市の工業団地「東部工業団地（エコポリス）」の立地企業で構成するエコポリス協議会は、４年ぶりに会員企業の工場を訪問する「相互企業訪問」を開いた。企業同士の相互理解が目的で、立地企業のイノベックス（東京都中央区）の工場を会員企業の１４人が訪れた。
同協議会では従来は年１回、相互企業訪問を行っていたが、コロナ禍で中止していた。政府による新型コロナウイルス感染症の５類移行を受けて再開することにした。
参加者は住宅向け網戸や農業用遮光シートなどを手がけるイノベックスのダイオ袋井工場（静岡県袋井市）を訪問。２０２３年に工場に導入・稼働した地中熱活用の空調設備を見学し、地中熱に関して活発な質疑が交わされた。
