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茨城県、つくばみらい工業団地を完売 ダイキンなど2社立地

【2023年8月3日付 東日本面 日刊工業新聞電子版

【水戸】茨城県は2日、開発中の工業団地「圏央道インターパークつくばみらい」(茨城県つくばみらい市)の立地企業に、ダイキン工業と大和ハウス工業の2社が新たに決まったと発表した。ダイキン工業は約9・8ヘクタールの用地を取得し、ルームエアコンの新工場を建設。大和ハウス工業は1・8ヘクタールを取得して物流施設を建設する。同工業団地の分譲面積約60・5ヘクタールは今回で完売した。

同日、ダイキン工業の十河政則社長兼最高経営責任者(CEO)が茨城県庁で大井川和彦知事を表敬訪問した。十河社長兼CEOは「縁があって良い土地を取得できた」と語り、大井川知事は「(研究開発機能の設置など)将来は良質の雇用を生む拠点に発展してほしい」と期待を述べた。

同工業団地は首都圏中央連絡自動車道(圏央道)沿線エリアでの産業用地ニーズの高まりを受け、県が約20年ぶりに開発している工業団地。2022年には日清食品などが用地取得を決めていた。

県は同エリアの坂東市内にも新たな工業団地を開発中で、坂東市の工業団地については今秋にも募集を始める方針だ。

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