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フジ矢、FA装置を外販 中小に照準

【2023年9月4日付 西日本面 日刊工業新聞電子版

【東大阪】フジ矢(大阪府東大阪市、野崎恭伸社長)は、中小製造業向けに工場自動化(FA)装置の外販事業を12月にも始める。ベトナムに製造拠点を設置。研磨やバリ取り、切削加工などに特化したロボットによるFAシステムを製造・販売する。ロボット1台と制御盤、送り機などを合わせ600万―800万円での提供を見込む。投資額は25万ドル(約3650万円)。FA事業で年間売上高1億円を目指す。

フジ矢は10月にベトナムに子会社を設立する。建物は1階建てで建物面積は500平方メートル。ホーチミンから自動車で1時間半の距離に位置し、海外企業が多く立地するドンナイ省ヌンチャック工業団地の貸し工場を活用する。現地のベトナム人を採用し日本人を含む5人で事業を始める。ベトナムでの生産体制を構築し、国内で販売される同様の設備導入費用の2割減で提供することを目指す。

さらに協働ロボットを使った自動研磨システムを開発。自動での研磨と溶接スパッタ落としが可能となり、

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