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群馬県の9月補正、前橋でモビリティー構想

【2023年9月13日付 東日本面 日刊工業新聞電子版

【高崎】群馬県は12日、2023年度9月補正予算(一般会計)案を発表した。補正額は323億円で、補正後の予算額は前年度比0・2%減の8587億円となる。「新群馬に向け攻める!~県民幸福度&魅力度加速化予算~」とし、未来への投資や物価高騰対策などを盛り込んだ。

未来への投資は県民幸福度向上と新群馬の創造で計72億円を計上した。県民幸福度向上では、前橋駅―県庁を対象区間としてMaaS(乗り物のサービス化)などのモビリティーサービスに対応した走行空間や沿道、街並みの一体的な構想をデザインする「クリエイティブシティ推進」などを盛った。

新群馬の創造では、「デジタルクリエイティブ人材育成」で、アルメニアのTUMOセンターの人材育成プログラム導入に向けた基本構想を策定する。「デジタル新技術を活用した橋梁床版の劣化調査」などにも取り組む。

物価高騰対策には3億円を計上。製糸工場光熱費高騰対策支援などを講じる。

一般会計のほか、市町村との事前調整が整ったことを受け、団地造成事業会計で「新規産業団地整備M地区(北毛)」の用地買収費12億円を計上した。区域面積約19ヘクタールを造成する計画。

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