東京電力ホールディングス(HD)は、シンガポールの大手物流不動産企業であるロゴスプロパティーと、アジア太平洋地域6カ国で屋根置き太陽光発電・電力販売事業を始める。ロゴスプロパティーと同社の資本提携先が保有する物流倉庫やデータセンターの管理物件を中心に、数年間で総容量10万キロワット級の設備を導入することを計画している。
事業の対象国となるのはシンガポール、ベトナム、マレーシア、インドネシア、豪州、ニュージーランド。これに伴い、両社は新会社「ロゴス―TEPCOリニューアブルジョイントベンチャー」を設立。同社を通じてロゴスの管理物件に入居するテナントに電力を販売するほか、…