DAIZ(ダイズ、熊本市中央区、井出剛社長)は12日、発芽大豆由来の植物肉原料の年間生産量を現在の2倍の8000トンに引き上げると発表した。熊本県益城町にある現工場の近くに42億円を投じて新工場を開設する。食肉価格の上昇を背景に国内市場を中心としてアジアなどでの需要拡大を見込む。
新工場は、工業団地「くまもと臨空テクノパーク」に建設する。用地面積4万平方メートル。建設面積は4348平方メートル。2024年1月に着工、25年2月に操業を始める。新規に40人を雇用する計画。同日、熊本県が立ち会い、同町と立地協定を結んだ。(熊本)