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鹿沼木工団地、「手ぶら登園」好評 組合が保育所、人材確保狙う

【2023年10月2日付 東日本面 日刊工業新聞電子版

鹿沼木工団地協同組合(白石修理事長)が整備した企業主導型の「かぬま木工団地保育園」が好評だ。オープンから1年で0―5歳まで40人の定員はほぼ満員で推移。組合員企業や提携企業、地域の保育需要の受け皿として機能している。

2022年1月に鹿沼木工団地内で組合の60周年事業の一環としてプレオープンした。白石理事長は「我々は中小企業の集まりで、人手不足が経営課題となっている。保育園の運営が組合員など企業の人材確保につながれば」と思いを語る。

園内は木材を基調とした温かな雰囲気が特徴。運営はキッズコーポレーション(宇都宮市)が行う。保護者がおむつやミルクを用意しなくて済む「手ぶら登園」を実施し好評という。看護師が常駐し子どもの急な体調不良に対応するほか、一時預かりも行う。(宇都宮)

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