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SBIと台湾PSMC、宮城県などと立地協定 半導体工場を来年着工

【2023年11月15日付 東日本面 日刊工業新聞電子版

【仙台】SBIホールディングス(HD)と台湾の受託製造会社(ファウンドリー)・力晶積成電子製造(PSMC)による工場設立準備会社のJSMCは14日、宮城県と同県大衡村との間で立地協定を結んだ。今後の工場建設に向けて、3者が協力することを確認した。県は11月中にも部局横断のプロジェクトチームを立ち上げ、インフラ整備や人材確保などの支援に向けた対応を進める。

同日、宮城県庁で開いた調印式にはJSMCの呉元雄社長、村井嘉浩知事、大衡村の小川ひろみ村長が出席。事業推進には政府からの補助金などが前提になるが、新工場の着工時期について呉社長は「2024年後半にも着工したい」と述べた。また人材育成で、東北大学など「学」との連携に取り組む姿勢を示した。

村井知事は「高度なエンジニアが宮城、東北にとどまる環境をともにつくっていきたい」と語った。小川村長も

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