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城山産業、モーターコアの新工場建設 需要拡大に対応

【2023年11月23日付 総合1面 日刊工業新聞電子版

【岐阜】城山産業(岐阜県大垣市、竹中幸三社長)は、モーターや変圧器(トランス)などの電磁鉄心(コア)の新工場を建設する方針を固めた。今後、大垣市とその周辺地域で1万平方メートル程度の工場用地の取得に取り組み、2026年以降の稼働を目指す。工場の規模や生産品目は検討中。投資額は土地と建物、設備を合わせて10億円程度を見込む。自動車、発電機、産業機械のモーター向けなどで今後拡大する需要に対応する。

工場用地は大垣市に隣接する同県安八町が今後売り出し、25年夏の引き渡しを目指す工業団地「安八スマートインターチャンジ(SIC)工業団地」を第一候補としている。同町内の名神高速道路の安八SICに隣接し、城山産業の本社から5キロメートルの近距離に位置し、利便性が高い。

コアは電磁鋼板をプレス加工し、モーターコアの場合はそれを積層する。城山産業は国内有数のコアの専業メーカーで、プレス金型も内製し、

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