Powered by 日刊工業新聞

ニュース

永谷園、茨城に新工場 主力商品の能力2割増

【2023年10月31日付 生活インフラ・医療・くらし面 日刊工業新聞電子版

永谷園ホールディングス(HD)はお茶づけ・ふりかけなどの基幹工場を、茨城県高萩市に2025年7月に新設する。コロナ禍で延期していた計画を再始動する。生産を担う永谷園フーズ(東京都港区)で主力の茨城工場(茨城県高萩市)の生産を新工場に合わせて終了し、機能を移転する。生産効率向上などを目指す狙いで、年産能力は茨城工場に比べ2割ほど高まるとする。設備投資額は約70億円を見込む。

高萩市の赤浜地区工業団地内に建設予定地を約3年前に確保している。敷地面積は約4万5000平方メートル。お茶づけやふりかけ、粉末みそ汁などを製造するが、建屋の規模や設備能力などの詳細は非公表。24年7月に着工する予定。現在の茨城工場の生産は終了するが、当面は倉庫機能として活用する計画。

新工場は生産効率の高い設計とし、労働負荷を低減するほか、太陽光発電設備により環境への配慮も推進する。

おすすめコンテンツ from Biz-Nova(ビズノヴァ)

最近チェックした情報

ページトップ