ネツレンは2025年春にも、連結子会社ネツレン・インドネシア(ブカシ県)の自動車用軸受部品の熱処理能力を増強する。約9億3100万円を投じて建屋を増築し、設備を増やす。インドネシア国内における車部品の現地調達化や、輸出増に伴う部品メーカーからの増産要請に応える。同子会社での将来の熱処理販売量は、現状比2倍以上が予測されている。同拠点はブカシ県の工業団地内にあり、メンテナンスサービスや熱処理加工を手がけている。ネツレンは今回の投資について、24年3月期連結業績に与える影響は軽微とみている。
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ネツレン、インドネシア増強
【2024年2月6日付 素材・建設・環境・エネルギー2面 日刊工業新聞電子版】