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岐阜・大成化工、経口医薬ボトル増強 可児に新工場

【2024年3月27日付 生活インフラ・医療・くらし1面 日刊工業新聞電子版

【岐阜】岐阜・大成化工(岐阜県可児市、白石保行社長)は26日、岐阜県可児市が市内で分譲する工業団地の1区画1万7000平方メートルについて同市と立地協定を結んだ。譲渡額は5億7000万円。経口医薬品ボトルの新工場を2027年に着工し28年に稼働する。

同社は医薬品包装容器首位の大成化工(大阪府茨木市)のグループ会社。工場は同グループで8カ所目。投与ミス防止などの工夫をした医薬品容器の需要拡大に対応する。

進出先は可児市が23年に分譲を始めた「可児御嵩インターチェンジ(IC)工業団地」。東海環状自動車道のICに隣接し、可児市内の岐阜・大成化工の既存工場も近い。新工場は3階建てで延べ床面積は1万5000平方メートル。建物と設備で投資額は50億円以上。

可児御嵩IC工業団地の分譲決定は初めて。1期工区で4万9000平方メートルと1万1000平方メートルの2区画が残る。さらに可児市は2期工区の2区画計4万8000平方メートルの分譲を24年夏に始める。

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