デジタル人材育成
【山形】愛和ライト(愛知県春日井市、岩田潤社長)は6日、山形県米沢市に建設を進めていた研究開発・人材育成拠点「米沢テクニカルセンター(YTC)」の竣工式を開いた。共同研究などで手を組む山形大学工学部をはじめ地元の工業高校など産学官と連携する場として、今後地域に根差した活用を進める。当面のスタッフは地元からの雇用で10人体制とする。
同市内の産業団地内に設置したYTCは木造造り2階建てで、約4億5000万円を投じた。愛和ライトは樹脂成形技術をベースとしたモノづくりを主力とし、近年は次世代木材加工事業にも乗り出している。
山形大との連携を進める中、同市への進出を決めた。竣工式で岩田社長は「デザイン、ソフト開発など若手人材育成の拠点として運営していきたい」とし、デジタル人材の育成を強調した。