【いわき】福島県南相馬市への企業進出が加速する。ロケット開発のインターステラテクノロジズ(北海道大樹町、稲川貴大社長)、日本国土開発、配電盤製造の精美電機製作所(横浜市都筑区、松村義敬社長)は、それぞれ新工場の建設に着手する。インターステラは南相馬地域の19社に部品を発注し、新工場でロケットの電子メカトロニクス関連装置を組み上げ、実証する。市が造成する飯崎産業団地は3区画全ての入居が決まった。
インターステラは2021年に南相馬市に福島支社を開設。小型人工衛星打ち上げロケット「ZERO」の開発で、電子部品を南相馬市で製造する準備を整えてきた。飯崎産業団地の2区画計1・9ヘクタールを確保して東北支社(工場と研究管理施設)と位置付け、今冬から建設に入る。
ロケットに搭載する…