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点描/岡山市の製造業、工業団地周囲の立地規制緩和訴え 地域未来投資促進法 不十分

【2024年8月27日付 総合4面 日刊工業新聞電子版

農地転用「岩盤」に挑む

岡山市の製造業が工場の立地規制緩和を訴えている。都市計画法や農地法・農振法によって厳しく規制されてきた工場の新規立地に対し、道を開いたとされる2017年施行の地域未来投資促進法。要件が細かく決まっており、「使いづらい」との意見もある。製造業の声は岩盤のような立地規制を動かせるか。(岡山支局長・清水信彦)

「製造業が平地を手に入れることは実質的に不可能。用地取得で大変冷遇されており、『製造業はこの国にはいらない』と言われているようだ」。岡山市内の製造業で作る岡山工業会(岡山市北区)の藤原慎二理事長(アサゴエ工業会長)は嘆く。

工業会は今夏、岡山商工会議所とともに、

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