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ワイエスパネリオ、岐阜・可児市に工場 建物用外装鋼板

【2024年8月12日付 東日本・西日本面 日刊工業新聞電子版

【岐阜】Y.S.PANERIO(ワイエスパネリオ、東京都中央区、岡崎剛久社長)は、岐阜県可児市が市内で分譲する工業団地の1区画約1万1000平方メートルで同市と立地協定を結んだ。譲渡額は約3億7000万円。建物用外装鋼板の同社初の工場を年内に着工し、2026年4月に稼働する。

同社は淀川製鋼所、鋼板加工販売のセキノ興産(富山市)、鉄鋼商社の佐渡島(大阪市中央区)が共同出資し4月に設立した。新工場は平屋で床面積5000平方メートル。土地代、同200平方メートルの事務所を含め投資額は20億円。生産、卸、販売の出資3社の連携で高断熱などの高機能外装鋼板を開発し、新工場から全国に提供する。

進出先は「可児御嵩インターチェンジ(IC)工業団地」。東海環状自動車道のICに隣接し、交通の利便性が高い。5区画あり、立地協定は2件目。

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