【大分】住友理工の清水和志社長らは大分県の佐藤樹一郎知事を訪れ、2009年2月に大分北部中核工業団地(大分県豊後高田市)で操業開始した完全子会社の住理工九州(同)で自動車用防振ゴム生産設備を増設すると表明した。取引先からの受注拡大に対応する。今回の増設により、住理工九州の売上高は24年3月期の91億円から100億円超に伸びると見込む。
投資額は化成被膜処理機や絞り塗装機などの増産投資9億7300万円、製品組み付け機2台の導入費1億3300万円など計12億3000万円。新規雇用は46人を見込む。26年3月に操業開始予定。
住友理工グループは防振ゴムの世界シェアトップを誇り、住理工九州は西日本地区の主要製造拠点。