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内外テック、岩手・奥州に半導体装置向け新工場

【2024年10月14日付 東日本・西日本面 日刊工業新聞電子版

【盛岡】内外テックは半導体製造装置向け精密加工部品の新工場建設で、岩手県奥州市と立地協定を結んだ。(写真)。同市の新工業団地「江刺フロンティアパークII」に用地約1万6400平方メートルを取得。2027年秋ごろの稼働を目指す。用地費と工場建設費を含む当初の投資額は12億円以上を見込む。

新工場の延べ床面積は3000平方メートル規模を計画。加工設備などは今後の動向を見て決める。もう1棟の増設も視野に入れる。26年度までに約10人の採用を目指す。

同工業団地には東京エレクトロンテクノロジーソリューションズ(山梨県韮崎市)が進出を決めており、2社目の進出表明となる。調印式で岩井田克郎社長は「奥州市からさらなる飛躍をしていきたい」と意気込んだ。

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