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丸一ゴム、宮城・角田に新工場 5.3億円投資 工業用パッキン・食品用ヘラ増産

【2024年10月22日付 総合4面 日刊工業新聞電子版

【さいたま】丸一ゴム製作所(埼玉県吉川市、杉本賢次社長)は、宮城県角田市に工業用パッキンや食品用ヘラなどゴム製品を生産する工場を新設する。角田市が整備する産業用地を取得して2025年9月に着工、27年1月に操業を開始する。総投資額は約5億3000万円。「女性も働きやすい作業環境に配慮した工場作りを目指す」(杉本社長)としている。

角田市の高畑北産業用地約6765平方メートルを25年1月に取得する計画。建屋の延べ床面積は1300平方メートルで、将来は従業員40人を見込む。油圧シリンダー用に幅広く使われているVパッキンや電機・電力パーツのほか、食品工場の異物混入対策として金属探知機で検知できるゴム製品「MPフーズ」などを生産する。MPフーズは食品機械用のパッキンやOリング、食材をかき集めたりするヘラやスクレイパーなどで構成する。

同社は本社工場のほか、

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